スバル インプレッサWRC2004 [スバル]
WRCでは、古くから白地に黒字で車番を大きく表記していましたが、車体側面のデザインを大幅に見なすことになり、2003年のラリー・フィンランドで試験的に新デザインが導入されました。その結果、2004年から正式に採用されることとなり、車体側面は黒字に黄字で小さく車番を表記することになったのです。
タカラから発売されたインプレッサWRC2004は、誤って2003年までの古い車番表記となっていますが、STiから発売されたこのモデルは、2004年以降の新デザインがちゃんと再現されています。
2004 ラリー・メキシコ ~ ラリー・オーストラリア : ペター・ソルベルグ / フィリップ・ミルズ
STi別注 チョロQ スバルワールドラリーチーム ペター・ソルベルグ スバル インプレッサWRC2004 #1
スバル インプレッサWRX STi [スバル]
前年、WRCとPCWRCを掛け持ちしていた新井敏弘は、いずれも良い結果を残すことが出来ませんでした。2003年より、スバルはPCWRCへの参戦体制を見直し、スバルプロダクションラリーチームを立ち上げました。新井に加え、ポッサム・ボーンも起用しましたが、シーズン中のポッサムの急死により、新井一人で戦わざるを得ませんでした。シーズン最多の3勝をあげるも、ポイントを逃したラリーも多く、結局総合優勝することはできませんでした。
このモデルは、他のインプレッサのチョロQよりもメタリック色が弱く、若干濃いめの塗装が施されています。
2003 スエディッシュ・ラリー ~ ラリー・フィンランド : 新井敏弘 / トニー・サーカム
超リアル仕上げチョロQ 26 インプレッサWRX STi グループN
スバル インプレッサWRC2003 [スバル]
エース・ドライバーの座をペター・ソルベルグに譲ったトミ・マキネンは、この年、一勝することもなく、ソルベルグのタイトル獲得のためのサポートに回りました。走りの衰えを痛感したマキネンは、ソルベルグのタイトル獲得を祝いつつ引退したのでした。
通常、ボンネットにスバル・ワールド・ラリー・チームと記されるのですが、引退を記念してマキネンを称えています。
2003 ラリーGB : トミ・マキネン / カイ・リンドストローム
超リアル仕上げチョロQスペシャル スバルワールドラリーカーセット スバル インプレッサWRC2003 #8
スバル インプレッサWRC2002 [スバル]
三菱よりスバルに移籍したトミ・マキネンは、セバスチャン・ローブの失格にも助けられ、初戦のモンテカルロで優勝し、4連覇を果たしました。しかし、その後のラリーで再び優勝することが出来ず、エース・ドライバーの座をペター・ソルベルグに譲ることになるのでした。
このモデルは、チョロQのリモコン版であるデジQです。形状は市販車ですが、フォグカバーが装備されている、STiバージョンが再現されています。
2002 ラリー・モンテカルロ : トミ・マキネン / カイ・リンドストローム
デジQ-R DRS-05 インプレッサWRC リアルギミックHGタイプ
スバル インプレッサWRC2001 [スバル]
市販車のフルモデルチェンジに伴い、WRカーもGC8からGDBに変更されました。2年続けてドライバーズ・タイトルまであと一歩及ばなかったリチャード・バーンズでしたが、2001年に念願のタイトルをようやく獲ることができました。この年、バーンズはたった1勝しかしていないにも関わらず、着実にポイントを稼ぐことにより、総合優勝を果たしたのです。
2001 ラリー・モンテカルロ ~ ラリーGB : リチャード・バーンズ / ロバート・レイド
チョロQ大図鑑シリーズ 国際ラリーへの挑戦 スバル編 インプレッサWRC01
スバル インプレッサWRC2004 [スバル]
外観はWRC2003からあまり変化していませんが、その内部は大幅に変更されました。高速ステージでのパフォーマンスは向上したものの、ウォータースプラッシュの通過でラジエターを破損するなど、マシントラブルも多く発生しました。ペター・ソルベルグは、年間タイトルこそ逃したものの、初開催となったラリー・ジャパンで優勝を飾り、スバルの期待に応えました。
2004年から正式にカーナンバーのデザインが変更になりましたが、本モデルは古いデザインのままになっているのはご愛敬です。
2004 ラリー・メキシコ ~ ラリー・オーストラリア : ペター・ソルベルグ / フィリップ・ミルズ
超リアル仕上げチョロQスペシャル スバル インプレッサWRCar 2004 セット スバル インプレッサWRC2004 #1
スバル インプレッサWRC'99 [スバル]
不遇の下積み時代が長かったリチャード・バーンズでしたが、三菱在籍時の1998年にようやくWRCに本格参戦を果たしその才能を発揮し始めました。その翌年、エースドライバーとしてスバルに復帰したバーンズは、ドライバーズ・タイトルまで後一歩の好成績をあげたのでした。
本モデルは、単にラリー仕様のマーキングを追加しただけでなく、ボディーの塗装をきめ細かくするなど、かなり気合いの入ったチョロQです。ナンバー・プレートも正確に再現されており、どのラリーに参戦した車体か特定できるほどです。
1999 ラリー・カタルニア : リチャード・バーンズ / ロバート・レイド
1999 ツール・ド・コルス : リチャード・バーンズ / ロバート・レイド
1999 アクロポリス・ラリー : リチャード・バーンズ / ロバート・レイド
1999 ラリー・フィンランド : リチャード・バーンズ / ロバート・レイド
1999 ラリー・オーストラリア : リチャード・バーンズ / ロバート・レイド
超リアル仕上げチョロQ NO.10 スバル インプレッサWRC
スバル インプレッサWRX STi [スバル]
2004年からPCWRCへの参戦体制を一新し、自らチームを率いた新井敏弘でしたが、マシントラブルやセッティングに苦しみ、この年も総合二位に終わったのでした。
通常の市販車モデルはフォグカバーのない非STi Ver.ですが、このモデルはバンパーの金型を変更してフォグカバーのあるSTi Ver.を再現しています。
2004 スエディッシュ・ラリー ~ ラリー・オーストラリア : 新井敏弘 / トニー・サーカム
STi別注 チョロQ スバル インプレッサWRX STi Gr.N 2004
スバル インプレッサWRC2003 [スバル]
スバルでのエースドライバーとしての地位を確立したペター・ソルベルグは、得意としないターマックでも勝利し、最終戦のラリーGBでセバスチャン・ローブとの一騎打ちを制し、初のドライバーズ・タイトルを獲得したのでした。
本モデルは、市販車版の単なる塗り替えではなく、フロントバンパーとリヤウイングの金型が新規に起こされています。
2003 ラリー・モンテカルロ ~ ラリーGB : ペター・ソルベルグ / フィリップ・ミルズ
超リアル仕上げチョロQスペシャル スバルワールドラリーカーセット スバル インプレッサWRC2003 #7
スバル インプレッサWRC2005 [スバル]
新しいレギュレーションに合わせて車幅を1800mmに拡張したにも関わらず、サスペンションの設計ミスにより、WRC2004よりさらにハンドリングが悪化しましたが、ペター・ソルベルグはなんとか3勝し、ドライバーズタイトル2位を確保しました。スバルの量産車部門でサスペンションを設計し直し、ラリー・ジャパン以降は本来の性能を発揮できましたが、首位走行中のアクシデントによるリタイヤが相次ぎ、良い結果に結びつきませんでした。
モデルはWRC2004からほとんど変更なく、ヘッドライトとホイルが塗装されている程度です。
2005 ラリー・メキシコ ~ ラリー・オーストラリア : ペター・ソルベルグ / フィリップ・ミルズ
超リアルサーキットチョロQシリーズ5 スバル インプレッサWRC2005