スバル インプレッサWRC2003 [スバル]
インプレッサWRC2003は、最も成功したGDBインプレッサであり、元来備わっているバランスの良さが生かされ、戦闘力の高さとなって現れてました。しかし、この年のトミ・マキネンは、その優位性をなかなか生かすことができず、一勝もあげることなく引退してしまうのでした。
以前発売されたチョロQと異なり、マキネン引退仕様ではなく、通常のマーキングとなっています。似たモデルでも微妙に仕様が異なるよう、製品化における工夫の跡が伺えます。
2003 ラリー・モンテカルロ ~ ラリー・カタルニア : トミ・マキネン / カイ・リンドストローム
チョロQ スバルインプレッサWRCセット Vol.2 インプレッサWRC2003
三菱 ランサーWRC05 [ミツビシ]
ヨーロッパ側で開発されたランサーWRCは、量産車と大きく異なったデザインとなってしまったため、開発を日本側に戻したWRC05では、デザインも量産車に近づけるように変更されました。フェンダーをより自然な形に戻すとともに、グリルを意図的にランサー・エボリューションIXに近づけたデザインにしています。
同じQステアのセットに含まれるインプレッサと異なり、こちらは量産車をWRカー風に塗り替えただけです。WRC05はランサー・エボリューションIXと最も近いデザインですが、このQステアはランサー・エボリューションVIIIの塗り替えです。
2005 ラリー・モンテカルロ ~ ラリー・オーストラリア : ハリ・ロバンペラ / リスト・ピエティライネン
Q STEER レーシングセット QSRS-02 インプレッサ&ラリーWRC編 ミツビシ ランサーWRC05タイプ
スバル インプレッサWRC2006 [スバル]
量産車のマイナーチェンジに合わせて、WRC2006からデザインが変更されました。量産車と共にWRカーを日本側でデザインすることにより、両者の統一感を高めています。空力を優先してオーバーハングを伸ばしましたが、地面に接触してラジエターに異物を詰まらせる原因となり、信頼性低下の一因となってしまいました。
単なる量産車の塗り替えではなく、WRカー用に新規に金型が起こされています。少し前にモデル化されたチョロQとは異なり、Qステア独自にWRカーが再現されています。ボンネットの開口部は塗装表現ですが、リヤウイングはチョロQのものより実感的な形状に変更されています。
2006 ラリー・モンテカルロ ~ ラリー・GB : ペター・ソルベルグ / フィリップ・ミルズ
Q STEER レーシングセット QSRS-02 インプレッサ&ラリーWRC編 スバル インプレッサWRC2006
三菱 ランサー・エボリューションVII [ミツビシ]
ちびっ子チョロQは通常のチョロQより後に製品化されましたが、なぜか形状が変更されており、むしろ実車のイメージから遠ざかってしまっています。カラーリングも、ラリーカーを正式にモデル化したものではなく、ワークス風のカラーリングとなってます。
2001 サンレモ・ラリー ~ ラリーGB : トミ・マキネン / リスト・マニセンマキ
ちびっこチョロQコレクション セレクションVol3 ランサー・エボリューションVII
スバル インプレッサWRC2005 [スバル]
ちびっこチョロQ初のラリーカーです。デザインは通常のチョロQをベースにしていますが、ヘッドライトがより実車に近い形状になり、ラジエターやフロント・フェンダーは量産車ではなくWRカーの仕様が再現されています。ヘッドライト周辺の塗り分けや車番の色など、塗装に誤りがあるのはご愛敬です。
2005 ラリー・メキシコ ~ ラリー・オーストラリア : ペター・ソルベルグ / フィリップ・ミルズ
ちびっこチョロQ リアルレーシングコレクションVol.2 スバル インプレッサWRC2005
スバル インプレッサWRX STi spec C [スバル]
Gr.Nのホモロゲーション取得に必要な年間生産台数に満たなかったため、2004年までは競技用ベースのspec CでPCWRCに参戦することが出来ませんでした。スバルは、限定車の投入などによりspec Cの販売を促進し、2005年から念願のGr.Nのホモロゲーションを取得でき、spec CでPCWRCへの参戦が可能となりました。スバルの強い期待を背負った新井は、2005年にようやく念願のタイトルを獲得するのでした。
ここ最近チョロQの品質低下は非道い状態でしたが、ようやくそれなりの品質に回復してきたようです。ボディーの青色もかなり改善され、実車の色調に近くなってきました。STi別注品ではちゃんと再現されていたフォグカバーが、本チョロQでは再現されていないのは残念です。
2005 ラリー・ニュージーランド ~ ラリー・オーストラリア : 新井敏弘 / トニー・サーカム
チョロQ スバルインプレッサWRCセット Vol.2 インプレッサPCWRC2005
シトロエン クサラWRC [シトロエン]
ドライバーズ・タイトルやマニファクチャラーズ・タイトルを数年連続して獲得していたにもかかわらず、同系列で兄貴分のプジョーの意向により、共に2005年でワークス活動を終了せざるをえませんでした。しかし、WRCを継続したいシトロエンは、2005年も精力的な活動を続け、ドライバーズ・タイトルとマニファクチャラーズ・タイトルの両方を獲得するのでした。
通常のチョロQと異なり、コイン・ホルダーのマーキングすらもシールではなく、タンポ印刷で再現されています。経年変化しやすい糊が使用されていないため、長期のコレクションに向いています。ボディーとホイルだけですが、グラベル走行後の埃の汚れが再現されています。
2005 ラリー・メキシコ : セバスチャン・ローブ / ダニエル・エレナ
2005 ラリー・アルゼンチン : セバスチャン・ローブ / ダニエル・エレナ
2005 ラリー・ジャパン : セバスチャン・ローブ / ダニエル・エレナ
エム・クリエイティブ別注 チョロQ シトロエン クサラ WRC 2005 S.ロウブ ウェザリング + ノーマル
スバル インプレッサWRX(GDB) [その他]
チョロQと名前は付いていますが、プルバック・エンジンは搭載されておらず、代わりにテールライトとウインカー用のLEDが組み込まれています。このチョロQは、実車搭載用で、専用ベースキットを取り付けると、実車のブレーキやウインカーに連動してチョロQのLEDが光るという代物でした。しかしながら、このベースキットは、カーナビよりも取り付けが面倒で、実際に取り付けた人はほとんどいなかったのでは無いかと思われます。
取り扱っているカー用品店は極めて少なく、大変入手が困難でした。インプレッサはGC8版もあったのですが、在庫を見つけることが出来ず、入手できなかったのは残念です。
チョロQイルミネーションシリーズ CQ7 スバルインプレッサWRX
シトロエン クサラWRC [シトロエン]
2005年でひとまずワークス活動を終了せざるを得なかったシトロエンでしたが、2007年からのワークス復帰を目指し、2006年はサテライト・チームからセミ・ワークス的な活動をすることにしました。前年度チャンピオンのセバスチャン・ローブやスタッフ達をクロノス・レーシングチームに送り込み、シトロエン・スポールの代理としてWRCに参戦するのでした。
クサラの2006年モデルのチョロQは、タバコ広告ありのゴロワーズ仕様がメインで商品展開されているため、タバコ広告なしのGO!!!!!!!仕様のほうがマイナーな存在になっています。塗装の艶が若干不足しているものの、専用ホイールも再現されているなど、企画者のこだわりが感じられる一品です。
2006 ラリー・モンテカルロ ~ ラリー・メキシコ : セバスチャン・ローブ / ダニエル・エレナ
2006 ツール・ド・コルス : セバスチャン・ローブ / ダニエル・エレナ
2006 アクロポリス・ラリー ~ ラリー・フィンランド : セバスチャン・ローブ / ダニエル・エレナ
2006 キプロス・ラリー : セバスチャン・ローブ / ダニエル・エレナ
エム・クリエイティブ別注 チョロQ シトロエン クサラ WRC 2006 S.ロウブ GAULOISES+GO!!!!!!
トヨタ セリカGT-FOUR RC(ST185) [愛車]
この車は、自分ではなく弟が乗っていた車です。たまたま近くの中古車屋に売りに出されていて、珍しいので買ってしまいました。ヨーロッパではカルロス・サインツ・エディションとして売られていたGT-FOUR RCですが、年式が古かったせいかお買い得価格であり、後にディーラーでサスペンションとマフラーを純正に戻すのにかかった値段と、あまり変わりませんでした。当時自分が乗っていたインプレッサ(GC8)と比較すると、非力で車内も窮屈でしたが、古き良き時代のラリーカーを思わせる良い車でした。
実車は赤いボディーだったので、はりきりジオラマシリーズのチョロQをベースに、ホイルを換装してみました。
はりきりジオラマシリーズ チョロQ HDQ-5 セリカGT-FOUR(ST185)